その他(講座全体について、小林秀雄氏の著作について、など)の感想/匿名希望manebiyalecoda2020年5月8日読了時間: 1分 昨年9月から今年の2月に「無常という事」のシリーズ(『当麻』『無常という事』『平家物語』『徒然草』『西行』『実朝』)を受講しました。 今読み直すと、より言葉が強く響いてきます。 特に『実朝』の、「吾妻鏡」での不穏な実朝横死事件の語り、実朝の悲しく美しい歌、実朝の眼と魂に迫る小林先生の言葉。歌のように反響し合う響きがあり驚いています。
2022年7月21日(木) 「Xへの手紙」 /トンベ今回、池田先生はこの作品を四つの構成、即ち、1.自己解析 2.抽象化気質 3.懐疑 4.他者願望に分類され、それぞれ重要なポイントを含むテキストを読まれながら詳しく説明されたので、縦横無尽に駆け巡る主人公(=小林先生)の思考のドラマが、非常にすっきりとした形で頭の中に入りま...
2022年7月21日(木) 「Xへの手紙」 /大江公樹今回も、小林先生の文章と直に向き合はせる講義を有難うございました。 講義に向けて、「Xへの手紙」を何度か読みましたが、難解な場所が多く、未だ文章全体を透徹してみることは出来てをりません。ただ、「和やかな目」、現実からの抵抗を受ける言葉、清潔な抽象と現実との関係など、幾つかの...
2022年5月19日(木) 「『悪の華』一面」 /片岡久この文章を読んで驚いたのは、小林先生はこの文章を書かれた二十五歳の時点で、すでに生涯をかけたテーマを認識されており、その解読に取り組まれていたことです。 象徴は生きた記号であり、生きているとは意味と存在が未分離であることだとされています。それは芸術という形式が形態と意味を切...
Comments