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  • manebiyalecoda

2022年4月講義 「一ツの脳髄」

更新日:2022年9月29日

●前半「一ツの脳髄」​

  (新潮社刊「小林秀雄全作品」第1集所収)

●後半「小林秀雄、生き方の徴」

  (歳月をかけるということ)

 

 新シリーズの第1回4月21日は、「小林秀雄山脈55峰」で真っ先に挙がっている、小林先生の小説の代表作「一ツの脳髄」と、「おふえりや遺文」など次の小説作品7篇が取り上げられます。

 

「蛸の自殺」(大正11年<1922>11月)、「小林秀雄全作品」第1集所収

「飴」(大正13年<1924>9月)、同

「女とポンキン」(大正14年<1925>2月)、同

「からくり」(昭和5年<1930>2月)、同

「眠られぬ夜」(昭和6年<1931>9月)、同第3集所収

「おふえりや遺文」(昭和6年<1931>11月)、同

「Xへの手紙」(昭和7年<1932>9月)、同第4集所収


 そして後半は、「小林秀雄、生き方の徴(しるし)」と銘打ち、身近な言葉を介して小林先生に生き方の要諦を学ぶ講義で、今回は「歳月をかけるということ」です。

 講師 池田雅延

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