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2021年4月15日(木)『中原中也の思い出』/M.I

  • manebiyalecoda
  • 2021年5月8日
  • 読了時間: 1分

 新年度初回の「中原中也の思い出」を受講させていただきました。どうもありがとうございました。とてもよかったです。


 「この作品は詩であり音楽なのです」という池田先生のお言葉と、そして、通しで朗読くださったこと、最初はどういうことかしら?と少し驚きました。 

 しかしながら、小林先生の、中原氏とのわだかまりの感情とそれを乗り越えようとする友情とオマージュを、それはお見事に表現されている作品だということを教えていただき、またご講義の後、小林秀雄の作品に初めて出会った時の、池田先生の貴重なエピソードのご紹介もあり、再度作品を文章を味わってみようと思いました。


 次回の「芥川龍之介の美神と宿命」のご講義も心待ちにいたしております。毎回、学ばせていただくこと限りなしです。

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