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2021年1月21日(木)『信ずることと知ること』/広島  森原

  • manebiyalecoda
  • 2021年3月6日
  • 読了時間: 1分

 今回のご講義の中での「山人」の話は、いままでの自分、そしてさまざまな繋がりを振り返る良い機会となりました。


 椋鳩十の狩猟の本から「山人」の暮らしを知り、常念岳、屋久島へ憧れ、山歩きを20余年してきました。

 柳田国男とも繋がり、『遠野物語』の話を現地の言葉で聞きたくて、訪ねもしました。

 また、たまたま見た掛軸が気に入り、画家の名前を確認したところ松岡映丘でした。調べてみると、柳田国男と兄弟です。とても驚き、大事にしたいと思いました。

 こんな繋がりもあって柳田国男は、私にとって特別な人です。小林先生が柳田を特別な方と思われるについて、私なりに合点がいきます。本質を直感で見抜かれることが共通しています。


 最近の気候変動、災害について、資本主義の行き詰まり論が言われていますが、柳田は、社会的共通資本を活かすことが大事だと当時から主張していたのですね。格差解消に必要だと。先見の明に頭が下がりました。

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